9月13日(月)に2021年度ガバナンス・コンプライアンス勉強会を開催いたしました。
本勉強会は新公益連盟ガバナンス・コンプライアンスプロジェクト※1の一貫で、前年に引き続き開催されました。
当日はBLP-Network※2様より黒川 健 弁護士を講師としてお招きし、『小規模団体におけるハラスメント対策-ハラスメントの防止と発生後の対応について-』をテーマに、 ハラスメントを防止する社内体制の整備、発生後の各種対応などに関して、前年度勉強会の内容を踏まえその具体的な方策についてお話しいただきました。
新公益連盟ではこれからも、ソーシャルセクターのガバナンス及びコンプライアンスの強化のために、様々な取り組みを実施する予定です。
※1.ガバナンス・コンプライアンスプロジェクトについて
SDGsの普及やコロナのような社会的不安下において、企業・個人問わず社会課題への関心が高まっており、社会課題解決や共助社会の発展をリードしていくNPOセクターの社会的責任は一層大きくなります。そういった背景のもと、加盟団体のガバナンス及びコンプライアンスの強化を図るため、新公益連盟ではガバナンス・コンプライアンス・プロジェクトを発足しました。これまでの取り組み例は以下です。
・これまでの取組
□『リスクマネジメントマニュアル』の作成
新公益連盟もしくは加盟団体においてリスクが顕在化した際に、新公連がどのようなプロセスでリスクに対して対応するのか、どのような予防策を講じリスクを回避するのかについて提示。(マニュアルは情勢などを反映し定期的に改定)
□JANIC-新公益連盟合同パワハラ勉強会
2020年度に、組織の責任者又は経営者層および労務担当者を対象としたJANICと合同の勉強会を実施。「女性活躍推進・ハラスメント防止対策」改正法についての説明や日々の事業活動におけるパワハラの課題やお悩み、その対策などについて講義や議論を行った。
※2.BLP-Networkについて
ビジネス法務のスキルや知識を活かし、社会貢献活動への支援を目的として組織された弁護士グループ。詳しくはこちら。