SIMIは、2020年までに、社会的インパクト評価を社会に定着・社会的課題の解決の促進を目的として設立された、マルチセクター・イニシアチブです。

現在、NPO・企業・行政・シンクタンク等150団体ほどが参加しており、その運営は新公連幹事団体の日本ファンドレイジング協会鴨崎事務局長をはじめ10団体が共同事務局として推進しています。 (新公連はイニシアチブの運営メンバーです)

今回の会合では、2016年にイニシアチブ全体で策定した「2020年までのビジョンと取り組みをまとめたロードマップ」にもとづき、イニシアチブ内の7つのワーキンググループ(WG)の進捗報告、実際の評価実施事例としてNPO法人キッズドア、NPO法人Teach For Japanが発表しました。

例えば資金提供者WGでは、NPO等に資金助成・出資・融資を行う多くの団体が立場を超えて参加。社会のためになる資金提供方法の模索や互いの知見共有を実施・今後対外的に学びを共有する予定だそうです。

今後、資金提供側である企業・行政だけでなく、NPO側も活動する地域の広がり・扱う事業規模の拡大と共に社会的なインパクトを自身に問いかけ、対外的にも説明・知見共有することが求められています。

(参考リンク)
・ロードマップ:https://goo.gl/FAoopm
・インパクト評価実施事例(一部):https://goo.gl/BNLZt2